次世代シーケンサーにおける情報セキュリティ対策の必要性が論じられる中、MGIはライフサイエンスをリードする責任がある立場から、お客様により安心・安全に弊社製品をご使用頂けるように、常にセキュリティ対策に取り組んでおります。 MGI社製次世代シーケンサー（DNBSEQ-T7, DNBSEQ-G400, DNBSEQ-G50，DNBSEQ-G99）はISO27001およびISO13485の規格に準拠しており、高いセキュリティレベルを確保しております。

無線LANについて
お客様の大切なデータの情報漏洩を根本的に防ぐために、MGI社製次世代シーケンサーには無線LANモジュールや無線LANカードを搭載しておりません。

有線LANポートとUSBポートの運用について
お客様のご要望を満たすために、MGIのシーケンサーには有線LANポート（10ギガビット/ギガビット）が装備されています。この有線LANポートは、ストレージサーバーやラボラトリー情報管理システム（LIMS）接続などの内部ネットワーク構築にのみ限定されています。また、万が一、ネットワーク障害など異常状態となった際、データ損失を防ぐために、緊急時のデータバックアップとしてUSBポートも搭載しております。

遠隔操作について
お客様のデータ機密性を十分に理解し安心して使用して頂くために、弊社のポリシーとして、データが入っている次世代シーケンサーに対して遠隔操作を禁止しており、必ず訪問して作業をさせて頂いております。また、特別な許可がない限り、原則お客様が同席のもと作業をさせていただくことを徹底しております。

アカウント管理とアクセス権限について
MGIシーケンサーのオペレーションシステムにはユーザアカウントの管理や権限設定機能が実装されており、不要なアクセスを未然に防ぎ情報漏えいを防止することができます。

その他　情報セキュリティに関する提言
情報セキュリティとデータ保全の観点から、必要に応じて監視カメラの導入や入退室制限があるエリアにMGI 製品を設置することを推奨します。